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  • 執筆者の写真yasaka

連続カード 時系列をとらえて説明する練習



連続カードのねらいは、時系列上のつながりをとらえて説明ができることです。


時系列をとらえて絵カードを順番に並べることはできても、説明するのはハードルが高い子どももいると思います。ワーキングメモリが弱くて言葉を想起できなかったり、どんなふうに文章を構成すればいいのかわからなかったりします。そこで、説明文カードを用意します。


説明文カードは徐々にプロンプトをなくし、最終的に自分で全て説明できるようにしていきます。ですから、穴埋めの虫食いカードも数種類用意します。子どもの様子に応じて、名詞、動詞、助詞などを穴埋めにします。徐々に穴埋めの分量を多くしていき、最後は絵カードだけにして自分の言葉で説明してもらいます。真っ白なカードにして自分で説明文を書かせるのもいいと思います。



接続語カードも用意して説明文カードをつなげる練習や、位置関係の理解・形や色を弁別する練習にもなります。


まずは型を覚えることも大切です。こうして覚えた表現を、徐々に他で般化してくれればいいなと思っています。




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