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​ABAでのばす!シリーズ①

会話力がおどろく育つ

だれ?どこ?なに?カード

​使用目安:3歳から

​特別支援教育・幼児教育・日本語教育に!

2024/1/5

リタリコ発達ナビにインタビューコラムが掲載されました。

著者: 八坂美穂(特別支援教育士 SENS)
合同出版  4500円+税
​2023年12月13日発売

スモールステップで目指す会話のキャッチボール!


身近な32場面を収録した88枚ものカードと説明書が入っています。どんなタイミングでどんな声かけをすればよいのか、ABA(応用行動分析)の観点から具体的に紹介しています。

疑問詞の質問に答えることが苦手なお子さんにはもちろん、場所や動作の概念がなかなか理解できないお子さんにお役立てください。絵カードの裏面には文字が書かれているので、文字を読んで答えたり、文を作る練習などにも幅広く使えます。

カードの裏面は文字になっています。

​また、助詞のチップや動詞カードを用意

すれば、文構成の練習ができます。

​が

​で

​を

​きっている

 知的障害や発達障害のお子さんたちは、疑問詞が表す概念をなかなか理解できません。ですから、疑問詞に対応する「場所」や「物」などをわかりやすく視覚化した絵にして、整理してあげる必要があると思います。もちろん、教材や指導方法は一人ひとりの特性に合わせるべきですが、身近に専門家がいなければ何が合っているのかもわからず、カスタマイズしようもありません。厳密なものにこだわるよりも、今悩んでいる保護者に一つの選択肢としてやってみてほしいという思いで作成しました。

 また、お子さんとどう関わればいいのか悩んでいる保護者にお使いいただきたいと思っています。この教材を通してABA(応用行動分析)という学問の存在を初めて知る方も多いと思います。ABAは、子どもの行動の原因を環境の中に求め、環境調整と「褒める」ことによって適切な行動を増やそうとするシンプルなものです。その原理に基づけば、必然的に「褒める」機会が増えてポジティブな関係を築くことができます。学習場面だけでなく日常生活で、どの年齢になっても適用できます。この教材がお子さんを褒める機会を増やすツールとなり、学習が苦手な子どもとどう取り組めばよいのか、一つのヒントとなれば嬉しいです。

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